情報処理技術者試験の過去問題を解く

基本情報技術者試験の午前の過去問題を1日1問のペースで解いていきます。 一緒に勉強しましょう。

平成20年 秋期 基本情報技術者 午前 問20

平成20年 秋期 基本情報技術者 午前 問20


主記憶の高速化の技法として、主記憶をいくつかのアクセス単位に分割し、各アクセス単位をできるだけ並行動作させることによって、実効アクセス時間を短縮する方法を何というか。

   仮想記憶  キャッシュメモリ方式
   ダイレクトメモリアクセス  メモリインタリーブ

キーワード
・ダイレクトメモリアクセス
・メモリインタリーブ

キーワードの解説

  • ダイレクトメモリアクセス(Direct Memory Access、DMA)
    CPUを経由せずにメモリと各I/O装置間の間でデータ転送を行う方式。
    CPUが低速なI/O装置へのアクセスを行わないで、他の処理を行うことが可能になります。
  • メモリインタリーブ(memory interleaving)
    メモリへのアクセスを高速に行うための技術です。
    メモリへのアクセスは、CPUがメモリにアクセス要求を行ってから、メモリが応答を返すまでに時間がある。(この時間のことをレイテンシといいます。)
    複数のメモリバンクにデータをまたがって格納し、データにアクセスするとき、最初のメモリバンクにアクセス要求を行い、応答が帰ってくるまでの時間に別のメモリバンクにアクセス要求を行うことで、メモリへのアクセス時間を高速に行うことが可能になります。
    異なったメモリバンクに対し、CPUは異なった要求を行うことが可能です。
もっと、「DMA」について調べてみよう。


平成20年 秋期 基本情報技術者 午前 問20の答え。


メモリのデータ転送要求から応答が帰るまでの時間(レイテンシ、latency)を利用して異なるメモリにもデータ転送要求を行うことでメモリへのアクセスを高速に行う技術についての問題です。
これに近い技術としてはハードディスクを複数台使って実現するRAID0のストライピングがありますね。技術的な着目点はまったく同じですので、一緒に覚えるといいですね。
この問題では、正解以外の選択肢についての出題も十分予想されますので、各選択肢について勉強するのがいいでしょう。


前回のキャッシュメモリと同じようにメモリへのアクセスを高速化するための技術についてでした。キャッシュメモリが手の届く範囲に物を置いてすぐに利用できる技術とすれば、今回の技術は複数の助手に別々に資料を取りに行かせるといった感じですね。(この説明はわかりやすいかな…。)
これと同じ概念を利用したのが上にも書いたRAID0です。RAIDは0〜6まであり、それぞれ特徴が違うので覚えるのが大変ですが、基本情報技術者試験ではあまり出題されないのが救いですね。(基本情報技術者試験ではRAIDは試験範囲外なのかな?)
あと、考え方が似ているものとしてはパイプラインがあります。

情報処理技術者試験センターのサイト(URL http://www.jitec.jp/)に新試験制度の配点割合が発表されました。
基本情報技術者、応用情報技術者の午前の試験は従来のIRT(Item Response Theory、項目応答理論)から、各問題1.25点になっています。また、合格基準は100点満点中60点ですから、48問正解で午前は通過(合格)という事ですね。これまでより配点・合格基準がわかりやすく、対策が立てやすくなりましたね。
#これなら、不得意な分野は勉強しなくても平気かも…。

テーマ:情報処理技術者試験 - ジャンル:コンピュータ

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