情報処理技術者試験の過去問題を解く

基本情報技術者試験の午前の過去問題を1日1問のペースで解いていきます。 一緒に勉強しましょう。

平成20年 春期 基本情報技術者 午前 問1

平成20年 春期 基本情報技術者 午前 問1


16ビットの2進数nを16進数の各けたに分けて、下位のけたから順にスタックに格納するために、次の手順を4回繰り返す。
a、bに入る適切な語句の組合せはどれか。
ここで、XXXX16は16進数XXXXを表す。

[手順]
(1)|  a  |をxに代入する。
(2)xをスタックにプッシュする。
(3)nを|  b  |論理シフトする。

n AND 000F16 左に4ビット
n AND 000F16 右に4ビット
n AND FFF016 左に4ビット
n AND FFF016 右に4ビット

キーワード
・2進数、16進数
・シフト演算
・スタック

キーワードの解説

  • 2進数、16進数
    数の表記で1けたで幾つまで表すことができるかのことです。
    私たちが通常使用している数は1桁で0〜9までの10個の表現法違法があるので10進数になります。
    2進数の場合、2つなので0と1。16進数の場合、16なので0〜9、A〜F。
  • シフト演算(ビットシフト)
    数値を右か左にけた移動する演算です。
    1234を右に1ビットシフトした場合、123になります。左に1ビットシフトした場合、12340になります。なお、有効けた数が4桁の場合1234の左1ビットシフトは2340になります。
  • スタック
    処理途中のデータを一時的に記憶させるメモリ領域のことで、記憶させた順番と逆の順にデータを取り出します。
    1→2→3→4とスタックにセットすると、取り出す順は4→3→2→1になります。これをLIFO(Last In, First Out)やFILO(First In, Last Out)と呼びます。
もっと、「スタック」について調べてみよう。

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平成20年 春期 基本情報技術者 午前 問1の答え。


2進数、16進数、シフト演算、スタックの問題です。
難しいという問題ではありませんが、最初の問題である午前の問1としては、考える問題でした。
この問題では2進数を4けたごとにまとめたものが16進数であるということ、処理を単純化するためにシフトの演算を用いること、スタックの特徴についての知識が問われています。
基本的な内容の組合せではありますが、ちょっとひねりがきいているので、問題としては面白いと思います。

今回から先日行われた平成20年春期の問題です。
1問目からこういった問題で面食らった人もいたと思いますが、落ち着いて考えるとそれほど難しい問題ではありません。試験では冷静になることが大事ですね。

情報処理技術者試験を行っている情報処理推進機構(IPA)のホームページ(URL http://www.jitec.jp/)で来春からの新しい試験制度のサンプル問題(午後)が掲載されています。
せっかくの問題ですので、秋に基本情報処理を受ける人は挑戦してみましょう。
また、サンプル問題についての意見も募集しています。

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