情報処理技術者試験の過去問題を解く

基本情報技術者試験の午前の過去問題を1日1問のペースで解いていきます。 一緒に勉強しましょう。

平成19年 秋期 基本情報技術者 午前 問78

平成19年 秋期 基本情報技術者 午前 問78


X社では、次の算定方式で在庫補充量を決定している。
第n週の週末時点での在庫量をB[n]、第n週の販売量をC[n]としたとき、第n週の週末に発注する在庫補充量の算出式はどれか。
ここで、nは3以上とする。

[在庫補充量の算定方式]

  (1)  週末ごとに在庫補充量を算出し、発注を行う。
在庫は翌週の月曜日に補充される。
  (2)  在庫補充量は、翌週の販売予測量から現在の在庫量を引き、安全在庫量を加えて算出する。
  (3)  翌週の販売予測量は、先週の販売量と今週の販売量の平均値とする。
  (4)  安全在庫量は、翌週の販売予測量の10%とする。

   (C[n−1]+C[n])/2×1.1−B[n]
   (C[n−1]+C[n])/2×1.1−B[n−1]
   (C[n−1]+C[n])/2+C[n]×0.1−B[n]
   (c[n−2]+C[n−1])/2+C[n]×0.1−B[n]

キーワード
・在庫管理

キーワードの解説

  • 在庫管理
    企業において適正な在庫を持つことは重要であり、在庫に過不足があると以下のような問題がある。
      製品在庫が不足すると、品薄になり機会損失が発生する。
    • 原材料の在庫不足により、製造の停止が発生する。
    • 製品在庫が多すぎると、保管料(倉庫代)が発生し、売れ残りを避けるための価格の低下が発生する。(在庫セール)
    • 原材料の在庫が多すぎると、保管料(倉庫代)倉庫代が発生したり、余分な材料の破棄が行なわれ、調達コストが高くなる。
もっと、「在庫管理」について調べてみよう。

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平成19年 秋期 基本情報技術者 午前 問78の答え。


在庫管理の問題です。
在庫には、原料と製品の2つの在庫があり、どちらも適切な量になるようにコントロール(在庫を補充)することが非常に大切です。
在庫量が足りないと、需要があるのに、供給できないという機会損失が発生し、在庫量が多すぎると保管料(倉庫代)がかかりコストアップになります。
実際の企業ではこの在庫量を正確に常時把握することが非常に難しく、定期的に棚卸しという在庫量の確認作業を行っています。
業績の悪い多くのメーカの場合、この在庫量の管理がきちんとできておらず、過剰な在庫を持っていることが多いです。(こういった企業は、受注してから材料の調達・製造・出荷までが1ヶ月ですむ製品を、2ヶ月分、3ヶ月分も在庫していることが多いです。)
また、こういった在庫を多く抱えている企業は原材料の在庫の管理がきちんと行えていないことが多いので、期限切れの材料を使って製品を作って出荷して、信用まで落としてしまいます。(負のスパイラル。)

来春からの試験制度の内容がIPAのホームページ(URL http://www.jitec.jp/)に掲載されています。
基本情報技術者は、出題範囲にマネジメント系(管理)、ストラテジ系(戦略)が追加されます。また、C、COBOL、Java、アセンブラ言語のプログラム言語以外に表計算も選択可能になります。
大幅な変更ではありませんが、基本情報技術者の取得を目指している人は、変更による影響がはっきりとしないので、できれば今年の秋の試験で合格するようにしましょう。

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